ちょうど転職を考えているときに、先輩から声がかかり、正直、鉄板焼きにはそんなに興味はなかったのですが、フレンチの仕事ができるということで、入社を希望しました。
黒澤では鉄板焼レストランとは思えないような仕事ばかりで、フレンチレストランとほとんど変わらない仕事の多さだと思います。魚や肉のおろし、ソースやスープ、デザートも1からの手作りでやっています。
大変ですが、そこにやりがいがあると思いますし、お客様に自信を持って1つ1つ料理を提供するために頑張っています。
人(お客様と従業員)をよく見る(観察する)こと
視野を広げ、常に人が今何を考えているかを自分なりに考え、それに対して今、自分が何をできるかを考えることです。
大きい、小さいはありますが、段取りの順番を間違えたり、効率の悪い仕事をしたときに、失敗したと感じます。
でも、失敗を教訓に前向きにとらえることが大切だと思います。
いつも自分の未熟なところが浮き彫りになることばかりですが、唯一成長したと感じるところは、自分の作った料理が「黒澤の料理」としてお客様にお召し上がりいただき、お客様から「おいしかったよ。ありがとう。」と言っていただくと、素直に嬉しいですし、次のご来店時に、私を焼き手としてご指名いただくと、成長しているのかなと感じます。
今は、後輩を指導し、いいものを作ってもらうことの難しさを実感しています。
一つは自分の料理人としての腕、知識を増やすことと、将来自分の店をやることを考え、経営者の立場から物事を考える力をつけたいと思います。
料理と接客が大好きな人に、ぜひ黒澤に来ていただきたいと思います。
仕事は決して楽ではありませんが、自分が成長を求めただけ、しっかり返ってくる職場だと思います。
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