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自分が好きなそばを打つ |
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百人が食べて、百人がおいしいということはあり得ないんです。
食べた人間すべてが翁が一番、
他のそばは食べられないなんてことになったら、むしろ疲れちゃいます。
そのうち30人が気に入って、残ってくれれば、充分じゃないかと思います。
僕自身が食べておいしいと思うそばを、
多少は他の人もおいしいと思ってくれるに違いない。
これが支えだったかもしれません。
とにかく、そばを食べてもらいたい。それでよかったらまた来てください。
翁を開店した頃の思いは、それ第一でした。 |
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自家製粉について |
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東京から山梨に移ったのは、自分の手で納得いく製粉をしたかったからです。
自分で毎日そばを打っていて、そば粉は2つに分けられるなと感じていました。
“はりあいのある粉”と”はりあいのない粉”です。
打っていて気持ちのいい粉と、
これでは打ちがいがないなと思ってしまう粉があるんです。
それがすなわちそば粉の良し悪しです。
僕の思いは、年間を通して安定しておいしいそばを出したい。
そのためにいいそば粉が欲しいということでした。
それには自分でやるしかなかったのです。 |
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広島県豊平町へ |
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山梨の翁を同じペースのまま僕自身が未来永劫続けていくことはできない、
という思いがありました。
体力的に無理になるなと感じていたのです。
弟子に打ってもらうとか、客数限定の店にしていくなど、
やり方を変えていく方法もあるかもしれません。
しかし、ここまで作り上げてきた「翁」という店のスタイルを、
同じ場所で同じ店でありながら変えていくことはできないと感じていました。
「生涯楽しんでそばを打ちたい」、
「自分が得た技術や知識を、それを求める人に伝えたい、伝えるべき」
という思いから、豊平町への移転を決めました。
豊平町では子供の頃のあだ名から「達磨」という屋号にして、
ゆっくりと数少ないお客様をもてなしたり、
製粉からそば打ちまでを教えています。 |
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メニュー |
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現在の達磨では、もりそば700円のみです。
翁では、もりそばでも2種類あって、
白めの標準的なもりそばの「ざる」、黒めで太い「田舎」がありましたが、
達磨では「田舎」を出していません。 |
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